
最初に申し上げておきますが、この企画がまさか実現するとは思いませんでした。
丸久物産は群馬の「ど田舎」にある小さな会社です。
誰もが知っているような大きなメーカーではありませんし、大量生産できるような機械もありません。
この度、井田ヒロト先生の寛大なお心でご承諾頂き、心より御礼申し上げます。 さらにご配慮を頂きました新潮社の方々、本当にありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。

さて、物語は高校生の神月(かみつき;主人公)が千葉県からグンマへ引っ越すところから始まります。
そこで偶然にも小学校時代に同じく千葉から群馬へ転向した友人の轟(とどろき)に出会うのですが・・・
漫画に書かれている風景や人々の描写、セリフ、ちょっとしたシーンまで一つ一つがですね、もうぜ~んぶ群馬県人として共感できるものばかり!!

たとえば、ガムテープのかわりにひも川うどんを使ったり、
宿敵トチギからの工作員を探すために上毛かるたを詠んでみたり(笑)
(もちろん、私たちもすべて暗唱できます)
風が強すぎて自転車が前に進まないとか(この気持ち、ものすごくわかります!からっ風がものすごいんです。)
そして群馬名物運動会の団分けなど・・・(私は谷川団でした)
もうハチャメチャだけど本当に面白い!ブラックユーモアたっぷりの群馬の真実が、これでもかというくらい詳細な部分まで描かれています。
この漫画の作者である井田ヒロト先生は、中学生のときに他県からグンマへ移住されたという経緯があり、おそらくご自身の体験をもとにして書かれたのだと思います。グンマーには当たり前だと思っていることも、他県の方から見れば「エッ!?何これ?なんで?ウソ!?」と思うことがギュッと詰まっています!
でもこの漫画がきっかけでグンマに興味を持つ方が増えてくださることは、魅力度ランキング下位常連の私たち群馬県民にとってこんなに嬉しいことはありません。
そしてこの度新発売の「お前はまだグンマを知らないプリントクッキー」ですが、新鮮な卵をたっぷり使ったサクサクのクッキーで、群馬の真実ネタは開けてからのお楽しみ!
また、群馬にお越しの際には、群馬の土産店や道の駅などで順次展開して参りますので、ぜひ群馬土産としてお使い頂ければと存じます。
